すとんこ

劇場版 Gのレコンギスタ II ベルリ撃進のすとんこのレビュー・感想・評価

2.5
パンフレット各種
GレコI・2200円
GレコII・2200円
Gレコのひみつ・660円
ガンダム40周年本・2200円
※金使たなぁ、高過ぎやぁ!

TV版(全26話)鑑賞済み、前作「行け!コア・ファイター」未鑑賞(だから「I」のパンフも買った)。

この時期の劇場鑑賞は少々気が引けましたが(コロナウィルスのため)、二週間の限定上映とのこともあり、勇気を出しての鑑賞!(注・そんな勇気は要りません)

この度の映画化は全5部作で、前作の第1部はTV版の五話までをまとめたものらしいので、第2部はおそらく六話から十話までなのでしょう。(TV版のストーリーがとても難解だったため全く頭に入っておらず、新鮮な気持ちで鑑賞出来ました)

大いなる力と謎を秘めた″モビルスーツ・Gセルフ″を所有する″海賊部隊″と行動を共にすることになったベルリらと、海賊部隊の討伐とGセルフ奪取を目論む″キャピタル・アーミィ″との激しい戦闘が描かれます。が、TV版と同様に、支離滅裂なキャラクターの行動とストーリー展開に困惑させられました。「なんで?なんで??」が頭に居座り続けたまま物語は進み、エンディング。

一度滅んだ旧世紀の遺物(ハイスペック・テクノロジー)を現代に甦らせ、それらを用いて戦争をする学ばない姿や、未だ一つになれない人類の愚かさを描くというテーマは過去シリーズでもよく語られていました。
そのような観点から―賛否は別れるでしょうが―「ビルドファイターズ」シリーズはその呪縛から解き放たれたシリーズとして評価されるべきなのかと考えるようになりました(あくまでも、作品の出来云々とは別に、″志し″という面で!)。

「ガンダム」の名を冠した作品に無条件で″マンセー″してたあの頃が懐かしく感じられる一本(* ̄ー ̄)
※事実、「Gレコ」という作品は、我々オッサン世代には全く響かないよう意図して作られているようなので(かといって若い世代に響いているかどうかは別の話…)



○キャスト○
ベルリ・ゼナム:石井マーク
アイーダ・スルガン:嶋村侑
ノレド・ナグ:寿美菜子
ラライヤ・マンディ:福井裕佳梨
クリム・ニック(本名クリムトン・ニッキーニ):逢坂良太
ミック・ジャック:鷄冠井美智子(かいでんみちこ)
ドニエル・トス(メガファウナ艦長):辻親八
グシオン・スルガン(アメリア軍総監):木下浩之
ズッキーニ・ニッキーニ(アメリア大統領):小島敏彦
マスク(CA大尉):佐藤拓也
マニィ・アンバサダ:高垣彩陽
バララ・ペオール(マスク隊所属CA中尉):中原麻衣
デレンセン・サマター:小山剛志
クンパ・ルシータ(CA調査部大佐):広瀬彰勇
ジュガン・マインストロン(CA司令官):諏訪部順一
ベッカー・シャダム(CA大尉):姫野恵二
ケルベス・ヨー(CG教官・中尉):須田祐介
ウィルミット・ゼナム:田中敦子
ゲル・トリメデストス・ナグ(スコード教法皇):藤真秀
ビルギーズ・シバ(キャピタル・テリトリィ首相):吉富英治
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