このレビューはネタバレを含みます
「何をしたかではなく、何のためにしたか」というのは、良くも悪くも諸外国ではあまり見ない価値観だと思う。
結果ではなく生き方に拘り、そのことで理解を得られず割をくっても、得られたものに満足して生きて…
「何をしたかでは無く、何のためにしたのか。」
本作は黒澤明監督が脚本執筆中に亡くなってしまい、そのあとを受け継いだのは黒澤明監督に28年間にわたって助手を務めた小泉堯史監督だから描けた、凄く黒澤明…
浪人侍の悲哀を寺尾聰が抜群の演技で表現してる一本😆 吉岡秀隆の青い演技は御愛嬌だが、妻役の宮崎美子のモノトーンな所作が彩りを添えて、山本周五郎原作の世界観を良く表現してます。壇ふみと原田美枝子がチョ…
>>続きを読む1999年小泉堯史監督。山本周五郎の原作を黒澤明が脚本化していたが映画化できずに終わっていた作品を映像化。小林監督のデビュー作らしい。以前見ていたがBSで再見。腕は立つが世渡り下手で仕官に失敗し続…
>>続きを読む時代劇たまに観ると面白い
やさしい気持ちになれる映画でした。
ただ、最後は少々もやっとくる
殿様あんだけ爆走してたら追いつくやろ!!
あれはうっかりミスで
逆方向に爆走していったという事にして渋々納…
若い人でも楽しめる良い時代劇やね〜。
あまりにも人が良すぎることが災いして出世できない凄腕の剣豪と彼を献身的に支える武家夫婦の物語。
無益な殺生はしない優しい時代劇、現代風にアレンジしながらも当時の…
黒澤明脚本・小泉堯史監督の作品。
けして能力が無いわけでもなく、妻のためにも昇進を希望しているが、その人の良さが裏目に出て、なかなかチャンスに恵まれない中間管理職のおじさんが主人公のような物語であ…