全ては心と思考が未来への鍵。
心と体を繋ぐ事も必要だろう。
もっとも大変な改革は「人の頭の中=考え方」という部分が本当に的を得ている。考え方は心がすさむと濁り始めるし、考え方が歪むと心が荒む。ここが難しい。頭で考えるだけでも進めない。一致させることが大事だ。
心技体とはよく言ったものだ。
アスリートだけの言葉じゃない。
「文化を育てる」とよく言うが、その文化とはただ単にアートや芸術ということではなく、人の感性や意識や取組みこそ文化であって、要するにその時代、その場所にいる人々の人間性=文化なのだと。だからこそ、時代背景が反映されていく。
街を元気に!街に文化を!
などと高らかに提言しても、肝心の「人」の感性や意識や情熱といった大事な部分が追いついてこない。金儲けの為に「まちづくり」を良い響きで都合の良い言葉として使われているケースもある。表面的な賑わいや経済効果は、一時で変化したり過ぎ去っていく。そーゆう時代はそろそろ終わりにしませんか?と。
これはきっと世界中で起きている。
そして人ごとではない日本。富山も。
時代の流れと変化を感じ、未来へどう歩むのか…そろそろ真剣に捉えるべきだろう。もうとっくに遅いぐらいだ。今のままの生活はそう長くは続かないはず。
持続可能な変革が必要だ。
言葉だけの流行はもう必要ない。
全てではないが、具体的だったり衝撃的な切っ掛けがないと、なかなか自分の真意や人の核心には迫れない可能性が高い。ただ、その切っ掛けというのは、大きな出来事=具体的や衝撃的ではなく、自分や身の回りで起こったことや情報をどう受け止めるのか?で随分と解釈に個人差が出るハズだ。
この映画もまたその一つなのかもしれない。