緑

世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカの緑のネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ホセ・ムヒカのファンムービー。
ファンでない者からすれば情報量が少なすぎる。

この映画でわかるホセ・ムヒカの軌跡は、
共和主義者
60年代に学生運動→投獄→大統領
20数発撃たれたことがある(物理)
脾臓を失っていて前立腺を患っている
市民に媚びずガチで言い合いする
貧困層・最貧困層救済政策を立てて実行し
そういった層のための住居や学校を作った
子どもがいないことを後悔している
くらいのもの。
あと、気がよくて気が利いた発言をする
じいちゃんであることはわかる。
ドキュメンタリーとしての
彼への批判的描写は出て来ない。

この映画では彼の礎があまり見えないため
せっかくの発言もそこまで響かず。

彼は60年代の世界同時革命に身を投じていた人たちの中で
世界一出世した人になるのかな。
善悪問わず、したこと、しなかったこと、思想など
もっといろいろなことを知りたかった。

ウルグアイという国での大統領と市民の距離の近さ(物理)と
刑務所の1階がまるでデパートのような様相だったのは驚いた。
緑