とも

世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカのとものレビュー・感想・評価

3.7
"最良のリーダーとは自らが去る時
自分を超える存在を残していく者である"

菅さんが自民党新総裁に決まりました。ちょうどいいタイミングかなと思ったので、この映画を観てみました。ここに僕の政治観を書くつもりはないので、気楽にお読みくださいね。

丸っこいフォルムに口髭を携えたご老人。彼はウルグアイ第40代大統領ホセ・ムヒカ。恥ずかしながら彼について詳しく知らなかったので、第一印象は"歌と踊りが好きそうな気の良いおじいちゃん"と思ってしまいました。無礼で申し訳ございません。

そのニコニコとした表情とは裏腹に、彼の人生は激動。軍事政権下ではゲリラ活動に従事し、数々の襲撃、誘拐を行った。その中で逮捕されること4度。政治家になってからは市場原理主義を批判し、国民全員が幸せになることを目指しました。

タイトルに「世界でいちばん貧しい」とありますが、大統領のお給料のうち90%を寄付し、質素な暮らしをしていたからだそう。
ただこの映画を観る限りでは、ムヒカ大統領はとても豊かに見えました。

心が。

昔、あるお坊さんに「自分が本当に持っているものは、他人に与えられるものや。それがたくさんある豊かな人が幸せになれるんやで」と教えてられました。

物だけでなく、気持ちでも行動でも同じです。
僕も豊かな人間になりたい。