世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカの作品情報・感想・評価・動画配信 - 2ページ目

上映館(10館)

世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ2018年製作の映画)

El Pepe, Una Vida Suprema

上映日:2020年03月27日

製作国:

上映時間:74分

あらすじ

「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」に投稿された感想・評価

冴子

冴子の感想・評価

3.0
期待ほどではなかったけれど、こんな政治家がいるなんて、信じられない。
若い頃から夫婦で支え合い、慈しみ合い、素敵な人生。
国民に愛される大統領はそういるもんじゃないよなぁ。
パンダ5

パンダ5の感想・評価

4.0
過去の経験を経て、可愛いおじいさんの風貌で熱い信念を持ち、利他の為に行動する姿に胸が熱くなります。
日本の世襲制の坊っちゃん政治家には彼が言う献身と言う言葉は響くのでしょうか?
ウルグアイについて、ほとんど知識がなかった。牛肉、カウボーイ、そのくらい。ムヒカさんはお茶目でユーモアがあり、時には荒々しさも見せる。タンゴがいい。クストリッツァは何を思ったのかな…。
テレビでその生きざまがカッコいいことを知ったホセ・ムヒカの今を映しながら彼の人生を振り返る彼の人となりそのままの優しいドキュメンタリー。
彼を見て「吾唯足知」を思い出した。
ゲリラ活動で捕まり勾留されてた人も大統領になれるんですね。それだけ権力争いが激しく二分されていたからでしょうか。
まさに激動な人生のドキュメンタリーでしたが、僕的にはニュースステーションの特集くらいの長さで丁度いいかもです(^_^;)集中力が無くてスミマセンm(__)m

劇場74本目
ギリギリ3月中に鑑賞。

面倒見の良いおじいちゃんが、その延長で大統領になった感じ。

日本の政治家全員に観て欲しい作品。

大好きなエミール・クストリッツァ監督がいきなり出て来て、下手なホラー映画より驚いた。
開明獣

開明獣の感想・評価

4.0
その丸顔の小太りの老人は、白髪に白髭で、マテ茶を啜っている。それに相対して座している東欧から来た大男は、黙念と葉巻を燻らしている。ホセ・ムヒカ、ウルグアイの元大統領と、世界的な映画監督、エミール・クストリッツァは、まずは言葉を交わさずに対峙する。

若き頃はゲリラの闘士として、銀行を襲い、自らの身に十数発の銃弾を浴び、膵臓を失い、長きにわたって投獄され、艱難辛苦の末に革命を成し遂げた男、ホセ・ムヒカ。その凄惨な過去を顧みるに、最近観た「三島由紀夫vs全共闘」の映画に出てくる、元全共闘の東大生達を思い起こさずにはいられない。何かを実現させた男と、何も為せなかったのに、未だに敗北を認められない男たち。文化も歴史的背景も何もかも違うが、この差をもたらしたのは、何なのだろうか?日本を担ってきたエリート集団を輩出する象牙の塔を出自とする者たちは、所詮、体制の中でしか生きられない、培養された闘士だったのだろうか。

ムヒカの社会主義的思想は、「金が金を生む」、所謂、不労所得の源泉である、金融業を否定する。資本主義体制下では、ナンセンスにしかとられないのなら、イデオロギーそのものを抜本的に変えてしまおうという試みには、とてつもないエネルギーがいる。だが、ムヒカたちはそれをやってのけた。

過去、週刊新潮に、ムヒカの誹謗中傷の記事が載っている。ムヒカは、本国では道化師と言われ、誰も省みないし、蔑まれている等々だ。それをNaverまとめに転載し、Twitterでも、それを根拠にムヒカを中傷するヘイター達がいる。本国では、自由主義者に当然嫌われているし、作品中にも、富裕層と見られる男から、罵倒されるシーンがある。が、週間新潮の記事は明らかにバイアスのかかった悪意のあるもので、極一部の事実を歪曲したものだ。少なくとも英語で検索する限り同様の讒言は見当たらない。いかに、我が国のメディアが、いい加減な記事を撒き散らしているかの恥ずかしき例である。

それほどの誹謗中傷を受けて、5年も大統領が務まるものではない。貧困層に身銭を切って、住宅を建ててやってるのを、バラマキ政策などと呼ばわるにおいては、噴飯もののデッチ上げである。

スカイブルーのフォルクスワーゲン・ビートルに乗った男は、マラドーナ同様、クストリッツァの心も魅力してしまったようだ。
思ったよりクストリッツァ色が少なく、
そこで評価がわかれるかもしれないが、
まずまずの仕上がりだと思う。
監督とムヒカさんの会話がもう少し観たかった。
名匠エミール・クストリッツァ監督が、南米ウルグアイの第40代大統領ホセ・ムヒカを捉えたドキュメンタリーを観ていて、現代では死語と化している「清貧」という言葉を思い出した。
クスリッツア監督はムヒカを「世界でただ1人腐敗していない政治家」として捉え、2014年から大統領の任期が終了するまでを、激動のウルグアイの歴史と共に歩んだ彼のエピソードを交えてドキュメンタリー映画化している。
ウルグアイは20世紀に入った頃、「南米のスイス」と言われる程に福祉国家だったが、基幹産業が低迷して政情が不安定化し、1973年のクーデターによって軍事政権になっていく。
その当時、ムヒカは極左都市ゲリラ組織に加入して活動している。
本作でも出てくるが、彼はゲリラ活動の一環として数々の襲撃や誘拐を行って逮捕もされているので、初めから清廉潔白な人物だった訳ではない。
神のような完全無欠な人間がいないように、酸いも甘いも噛み分け、功罪相半ばする人生を歩んできたからこそ、ムヒカは質素でありながらも心豊かな暮らしを実践出来たのではないかと思う。
本作の所々でムヒカの大統領退任式の準備の模様が挿入され、終盤の山場でその式典が映されるのだが、時の為政者ならこのシーンは羨ましく思えるのではないだろうか。
政権末期ともなると、大抵の為政者は石もて追われることが多いような気がするが、映し出された式の模様からは、如何にムヒカが国民に寄り添い、自己犠牲を厭わずに政権を運営していたのかが分かる。
そして、同じ政治家として戦友として、更に妻として支えたルシア・トポランスキーとの夫婦愛も温かく伝わって来ます。
科学者

科学者の感想・評価

3.4
真新しさは感じなかったけど、ムヒカさん初見向けにはちょうどいい尺。いつ見てもあの笑顔には癒されます。奥様との二人三脚っぷりも垣間見えてほっこり。

自国と比べ‥こんな政治家もいるんだなぁとつくづく別世界のように思う。改めて、世間は狭いけど世界は広いわ。