世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカの作品情報・感想・評価・動画配信 - 5ページ目

上映館(10館)

世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ2018年製作の映画)

El Pepe, Una Vida Suprema

上映日:2020年03月27日

製作国:

上映時間:74分

あらすじ

「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」に投稿された感想・評価

2na

2naの感想・評価

3.0
エミール・クストリッツァによる、ウルグアイの元大統領に焦点を当てたドキュメンタリー。

他国のトップと違って、ゲリラ活動をして投獄された過去があるなんて、一見過激な人物にも見えるが、全ては社会のため、世の中のためだったことがよくわかる。

「政治家に必要なのは大きな心と、小さな財布だ」「私は去らない。これからだ。本当に去るのは死ぬときだ」など、強い信念を持った人間だからこそ言える本物のの言葉には心打たれました。
ケイ

ケイの感想・評価

3.3
ムヒカさんがぬいぐるみの様な御姿な上にいい感じに枯れているからついつい話を聞いて居たくなる心地良さがあるんだけど、たまに彼の政治家としての手腕みたいなものを見せつけられてへんな汗出ました。最後の同志、恋人、家族として闘ってきた妻との写真の数々に勝手に流れてきた様な涙がとまりませんでした。ただ作り方っていうか流れ方がイマイチな気がして勿体無いかなぁ。来月すぐにムヒカさん映画が来るからまたまたムヒカオジーたんにまみれる事が出来るので幸せ。予習としては準備出来る作品。
askQ

askQの感想・評価

3.4
ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカを、エミールクストリッツァ監督が撮る。なんて素敵なツーショット。お庭で2人がお茶をすするシーンではなんともあったかい気持ちになった。

過去には左翼ゲリラとして活動し、投獄された経験もあるムヒカ氏。今ではこんなに柔和な表情と雰囲気の持ち主だけど、昔の写真は眼光鋭くまるで別人のよう。13年にも渡る刑務所での経験が今の自分に繋がっているとご本人も語っている。

収入のほとんどを貧困層に寄付し、家も車も洋服も質素そのもの。まさに「足るを知る」を体現している。国民と同じ目線に立つ、弱者に寄り添う、理想的な代表の在り方だなと思う。

クストリッツァ監督作品らしく、音楽の使われ方が心地よい。タンゴって物悲しいイメージがあったけど、めちゃくちゃ気持ちに寄り添ってくれる音楽なんだと気づいた。
緑

緑の感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ホセ・ムヒカのファンムービー。
ファンでない者からすれば情報量が少なすぎる。

この映画でわかるホセ・ムヒカの軌跡は、
共和主義者
60年代に学生運動→投獄→大統領
20数発撃たれたことがある(物理)
脾臓を失っていて前立腺を患っている
市民に媚びずガチで言い合いする
貧困層・最貧困層救済政策を立てて実行し
そういった層のための住居や学校を作った
子どもがいないことを後悔している
くらいのもの。
あと、気がよくて気が利いた発言をする
じいちゃんであることはわかる。
ドキュメンタリーとしての
彼への批判的描写は出て来ない。

この映画では彼の礎があまり見えないため
せっかくの発言もそこまで響かず。

彼は60年代の世界同時革命に身を投じていた人たちの中で
世界一出世した人になるのかな。
善悪問わず、したこと、しなかったこと、思想など
もっといろいろなことを知りたかった。

ウルグアイという国での大統領と市民の距離の近さ(物理)と
刑務所の1階がまるでデパートのような様相だったのは驚いた。
クストリッツァが撮る、社会主義者ペペ・ムヒカ。
数年前に日本でもTVで、大統領という地位にいるにもかかわらず、その清貧ぶりが紹介されて深い印象を残した。
普段は優しく穏やかな好好爺だが、その昔は収容所に13年も入った経験を持つ闘争的な革命家、
批判者には汚い言葉で罵りあったり、
投資家のジョージ・ソロスに近づいたり、意外にしたたかな面も見せる。
名曲ラ・クンパルシータを産んだウルグアイはタンゴの似合う国でもあった。
dita

ditaの感想・評価

3.0
@ テアトル梅田   

クストリッツァのドキュメンタリーなので当然動物がかわいい(犬、今風?に言うとイッヌ!)、そしてペペさんもかわいい。ついでにクストリッツァもかわいい。

ひとつひとつのことばに含蓄があって、なるほどなぁと思うところがたくさんあった。特に「優秀な指導者は自分より優秀な人を次世代に送る(大意)」は目標にしたい。わたしが指導者になる器があるかどうかは別として。

ずいぶんと駆け足でなぞる人となりだったので、これでペペさんのすべてがわかる!って感じではないけど、強く思ったのは「自己犠牲」を自らに強いるというより純粋に他者を思える人なんだなということ。ただひとつ「子供を持たなかった」ことについての後悔に胸が詰まった。今度公開されるもうひとつのドキュメンタリーも観よう。

にしても、貧しいっていう副題は好きじゃない。ペペさんが自分で決めたことなのにねぇ。
mmm

mmmの感想・評価

1.0
ムヒカさんのことをある程度知ってる人ならたぶん満足はできない内容。
現代人の大多数がないがしろにしている「日々の生活」を大事に生きるムヒカ。
幸せは金や物ではなく、自然や人とのつながりから生まれるものだと再認識できた作品。

資本主義教から抜け出して、老後は南米の田舎で半農半X的生活をしたい。
コロナウイルス騒動で軒並み映画館が閉館していたにも関わらず、上映していたので鑑賞。
そういった大統領もいるんだなって程度だった。仕方ないのかもしれない……。
ebifly

ebiflyの感想・評価

3.6
発見の多いドキュメンタリー。ホセ・ムヒカさんは好きなので、たまに記事を目にしたり、本を読んだりはしてきた。雄弁なスピーチにスポットが当たるが、この作品はそれを前面に押し出してはいない。

それこそ、ご本人の半生を偏った見方にならぬよう、ありのまま伝えている。インタビュー形式をつなぎながら、メインとなる退任スピーチの場面に持っていくやり方だが、そこは割と短めにカットされている。

ホセ・ムヒカさんのやってきたことは、褒められないこともある。それも含めて観たい映画。ある意味、この人のバックボーンを垣間見た気がする。

しゃべる言葉がすべて名言。しかも深い。ドキュメンタリーとしてのクオリティは全然大したことないけど、良い部分も悪い部分も含めて、ムヒカ氏をより好きになった一作。