世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカの作品情報・感想・評価・動画配信 - 7ページ目

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世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ2018年製作の映画)

El Pepe, Una Vida Suprema

上映日:2020年03月27日

製作国:

上映時間:74分

あらすじ

「世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ」に投稿された感想・評価

映画は、 ムヒカ大統領自ら撮影監督にマテ茶を振舞ってくれるシーンからはじまります。

普通だったら恐縮しちゃう場面ですよね。でも、

「ハエが飛び交うムヒカ大統領の自宅で。小汚い魔法瓶からお湯をそそいで作られたマテ茶」

なわけです。この冒頭のシーンで「本当に世界一貧しい大統領だ」と観客に確信させてくれます。


さて、この作品の個人的な評価ですが、あまり高くありません(点数はつけません)。

ムヒカ大統領の人生や思想を、ご本人や奥様や盟友たちに語ってもらうという内容なのですが、

わたしはムヒカ大統領のことを以前から興味があり、映像作品や書籍で予備知識があったため、新しい発見やら感銘はありませんでした。

素晴らしい大統領だ、と改めて思いましたが、既にムヒカ大統領の書籍を読んでいる方は観なくてもいい作品かもです。

ムヒカ大統領のことをあまり知らないかたにはオススメです!
pherim

pherimの感想・評価

3.7
マテ茶をすする好々爺ふたりの図かわゆす。カンヌ最高賞2度獲得の名匠が撮るウルグアイ前大統領の質実。旧型ワーゲン乗り回し畑耕す今日と銀行強盗ほか武勇伝との鮮やかな対照に覗く、ボスニア出身クストリッツァ監督の鋭い消費社会批判。
KTNB

KTNBの感想・評価

4.0
全ては心と思考が未来への鍵。
心と体を繋ぐ事も必要だろう。

もっとも大変な改革は「人の頭の中=考え方」という部分が本当に的を得ている。考え方は心がすさむと濁り始めるし、考え方が歪むと心が荒む。ここが難しい。頭で考えるだけでも進めない。一致させることが大事だ。

心技体とはよく言ったものだ。
アスリートだけの言葉じゃない。

「文化を育てる」とよく言うが、その文化とはただ単にアートや芸術ということではなく、人の感性や意識や取組みこそ文化であって、要するにその時代、その場所にいる人々の人間性=文化なのだと。だからこそ、時代背景が反映されていく。

街を元気に!街に文化を!

などと高らかに提言しても、肝心の「人」の感性や意識や情熱といった大事な部分が追いついてこない。金儲けの為に「まちづくり」を良い響きで都合の良い言葉として使われているケースもある。表面的な賑わいや経済効果は、一時で変化したり過ぎ去っていく。そーゆう時代はそろそろ終わりにしませんか?と。

これはきっと世界中で起きている。

そして人ごとではない日本。富山も。

時代の流れと変化を感じ、未来へどう歩むのか…そろそろ真剣に捉えるべきだろう。もうとっくに遅いぐらいだ。今のままの生活はそう長くは続かないはず。

持続可能な変革が必要だ。
言葉だけの流行はもう必要ない。

全てではないが、具体的だったり衝撃的な切っ掛けがないと、なかなか自分の真意や人の核心には迫れない可能性が高い。ただ、その切っ掛けというのは、大きな出来事=具体的や衝撃的ではなく、自分や身の回りで起こったことや情報をどう受け止めるのか?で随分と解釈に個人差が出るハズだ。

この映画もまたその一つなのかもしれない。
no58

no58の感想・評価

4.8
個人的に顔が大好きなエミール・クストリッツァ監督が、これまた大好きなウルグアイの元大統領のホセ・ムヒカを撮るということですごく楽しみにしてた

2人が並んでコーヒーみたいな色のお茶を飲んでるシーンとか、思わずかわいい...と呟いてしまったくらいかわいい

クストリッツァ監督らしく、所々動物たちがさりげなく居たり、少し黄味がかった映像や、ラテンの音楽に溢れていてすごくよかった
音楽がほんとよかった。。ムヒカが一緒に歌ってるシーンとかすごく好き

あんまり好きな政治家とかいないし、政治的なこととか正直よくわからないけど、ムヒカ元大統領は言っていることとかわかりやすいし、国のため、という信念がすごく伝わってきて見入ってしまった
大統領最後の日の映像もありすごく感動的
大統領の任期中というよりも若い頃の活動家としてのムヒカを追った作品

大統領になっても畑で作物や花を育て、そして愛車の小さな水色のビートルで出勤する、世界で一番貧しい大統領は、世界で一番愛に満ちた人なんだなぁと思った

短い作品だし観やすかった
もう一本、日本の監督が撮ったムヒカ元大統領の作品もみたいなぁ。。

いつまでも元気でいてほしい。。
regency

regencyの感想・評価

4.0
とにかく、被写体となるホセ・ムヒカ元大統領の人間力に惹かれる。
旧型ワーゲンに乗って公務に向かえば、職務の合間にはトラクターで農作業。「世界を変えることに忙しすぎて子どもが持てなかったから」と、貧困層の子どものために農学校を建設する。
しかし、聖人と思われるのを拒むかのように、若き頃に社会主義国家樹立を訴えて銀行強盗を働いたことも、サラッと述懐してしまう。
そんな彼を、まるで劇映画のようなカメラアングルで収めていくエミール・クストリッツァの妙。
エモーショナルな任期満了日の挨拶を済ませたムヒカは、これまでと同様に旧型ワーゲンで帰宅し、いつものように苦いマテ茶をすするのだ。

より詳細なレビューは↓
https://cinemarche.net/column/dakara44/
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