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生きちゃったの125のレビュー・感想・評価

生きちゃった(2020年製作の映画)
3.6
最後の太賀と若葉達也のシーンは
うるっとしてしまった人もいるのでは?
親友だからこそのあの言葉、、
最後の若葉達也(武田)のセリフは共感でした。。

ざっと内容は、無口で自分の本音を言うことが苦手、もはやできない厚久(太賀)の辛すぎる不幸な物語という感じでした。

自分の思っていること感じていることを言葉にできず、妻のナツミ(大島優子)にも本音が言えずに家庭にもキズが入ってしまい、、、妻のあの行動。。

いや、これは、厚久だけじゃなくてナツミもだいぶ悪いと思いましたね。
我慢していたナツミが本音で話し合っていればどんな結末が待っていた?
我慢していなければうまくキズが入らずに進んだ?向かい合わなかったのはお互い様だよね!と少しイラッとしましたね笑

言葉に出して話すことって、
勇気のいることもありますが、
言葉に出さない方が、後悔するし、それこそ自分の生きてる意味ってなんだっけ。
自分の思いを口に出せない、自分って?無じゃない?ってなり、なんで生きてるのか…そんな私が生きちゃったな。
という感情なのかな。

最初から最後まで割と暗めでしんどいけど、言葉にすることが大切なんだって思わせてくれる作品です!自分の言葉で伝える。難しいけど、ちゃんと言葉で伝えようって思いました。

2021-90
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