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生きちゃったのoden8のレビュー・感想・評価

生きちゃった(2020年製作の映画)
3.4
"だから悲しいよね。私は救ってほしかったわけじゃない。愛してほしかっただけなの。"
by 奈津美

"I love my wife。I really …really really really love my wife。凄く今でもずっと…。"
by 厚久

"おれがしっかり見ててやるから。どうなったって本当のことを言うんだよ!!!"
by 武田

報われぬ愛。伝えられない愛。伝わらぬ愛。伝えなきゃいけないはずの愛。伝えたい愛。これは愛かも分からない、だけど愛。それはきっと愛。受け止めなければいけない愛。

太賀くんと若葉くんの静かな演技に魅了される。終盤の今で抑えられていた感情の爆発の演技は圧巻。太賀くんは、感情を上手く表現できない男の苦しみと葛藤を。若葉くんは、飄々としているが絶対に友を見捨てない男の不器用な優しさを。

厚久の感情の解放の物語。昔は確かにあったはずの感情。それが、いつの間にか…何かの拍子に見えなくなってしまう。受け止めるのが恐くなって押し殺してしまう。本当は全部分かってるのに。自分の感情に見て見ぬふりを。気付いてないふりをする。
人を傷つけるのが恐いからか。自分が傷つくのに耐えられないからか。
厚久は優し過ぎるんだろうね。そして、それは彼の弱さでもあるのかも。
"生きちゃった"。
自分を守る為に、逃げることは必要だと思うけど。結果的に"逃げた"ことに負い目を感じて、自分を苦しめるくらないら。向き合えよっ。
でもね。そんなに器用に生きれる人ばかりじゃないよね。それも凄く分かる気はするの。

厚久と武田の友情の深さが心に沁みてくる。彼らは、きっといつまでもパピコの様な存在。

武田よ…お前最高だぜぇい💞

"おれは、そんなに暇じゃねぇ〜んだよっ!!!"
"だめだ…ごめん。見られない…"
by 武田

Cast(役者·キャラ) 4.5
Story(物語) 3
Architecture(構成) 3.5
Picture(画) 3
Acoustic (音) 3
23-50
只今、顔面ジャケット祭開催中💞www
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