『キャッツ』のフランチェスカ・ヘイワードが素敵だったので迷わず出掛ける。ロイヤルオペラのステージを撮影したものとばかり思っていたら、何と映画としてバレエを撮っていた。ロイヤル・オペラの人たちなのでジュリエットの乳母もスマートで可愛い。
プロコフィエフの楽曲に乗り主要なシーンで繋いでいる。聴いていると『ウエスト・サイド物語』のあの有名な旋律はここから執っているんだなと分かる。
怒涛の如く駆け抜ける幼い愛の物語。それにしてもいつも思うのだがここに出てくる神父さんの所業は何から何まで裏目に出る。こいつさえ余計なことをしなければふたりは死なずに済んだものを、と物語に水を差す思いが駆け巡る。
ティボルトはかっこよく。マキューシオはかなしい。