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罪と女王のpilotisのレビュー・感想・評価

罪と女王(2019年製作の映画)
3.2
途中までハ〜〜好き、て感じだった。夫と元妻の息子グスタフが気になる50台?妻アンネ。息子が彼女を連れてきた後鏡で自分の体を確認したり、モヤモヤして眠れない…という描写が良かった。グスタフが腕や肩に何気なく触れた後のため息とか、一緒にお酒飲んだり小さいタトゥー入れてみたり、打ち解けていくとこドキドキして面白かった。
友人にその関係がバレてからのアンネの断固たる保身、上手いこと立ち回るなと思って眺めていたら、自分の罪がバレなければ後はど〜だっていいの〜〜とどんどん罪が深くなり許せなくなっていく。
アンネには仕事も家族もあって失うものが多いから保身に回るのは分かるけど、じゃあ守るもののないグスタフの持ち物は自分の生命だけなんだよ、その事をアンネは仕事で知ってるんじゃないのかっ!家族に愛されず振り回された子供がどう成長するか知ってんだろっ!あとカメラの揺れは要らん!
グスタフが伏線を回収すればアンネに復讐出来たのに(スッキリするラストになったのに)、彼は独りで純粋で、最後こうなってしまったのが悲しい。
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