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死神遣いの事件帖 -傀儡夜曲-のmilkyのレビュー・感想・評価

4.0
特撮時代劇映画。
東映ムビ×ステ第二弾
映画と舞台が連動した作品で、映画の物語が舞台に繋がります。
映画自体も舞台調というか、特撮ぽくなっていて舞台との連動を意識した作りになってます。

物語は江戸、三代将軍家光の時代。
主人公、久坂幻士郎(くさかげんしろう)は死神遣いで十蘭という死神と契約していて、自分の寿命と引き換えに不思議な力を使って探偵を生業にしていました。
そんな幻士郎のところにある女の行方を捜してほしいという依頼が来るところから始まります。
破格の依頼料で軽く引き受けた依頼だったが、そこから大きな事件に巻き込まれるお話です。

テンポよく、分かりやすいけど面白い物語で、舞台俳優さんが演じられているので、殺陣の勢いがあって迫力がありました。
また、死神十蘭は普段は幻士郎の作った傀儡人形・十蘭ドールに入っていて、人形として喋ったり動いたりしているのが可愛かったり、主人公の幻士郎がいい加減な性格で、全体的にコメディぽさがあって時代劇ですがとても見やすい作品でした。
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