何もかもが音を立てて崩れる、とかってこういうことを言うんだろうなと思うくらい、グレイスの絶望する姿が印象的。
グレイスが狂って一線を超えるあのシーンはもう脳裏に焼き付いてしまいました。役者ってやっぱ凄い、、グレイスへの感情移入からすっかり世界に引き込まれてましたが、さすがにそこで一度我に返りました。決して理解され得ない怒りっていうのがもう強烈だった。
もう少しテンポを意識するのであれば、映画でなく、より尺に縛られにくい連続ドラマでもよかったのかな?と思いますが、それを差し引いてもなかなか面白いサスペンス劇でした。