「これが対話なのか」と痛感した
もっと野次の飛び交う激論を想像したけど
お互いがお互いを尊重しており
特に三島先生はやはり物書きということもあって
紡ぐ言葉が洗練されていて心地よかった
「言葉が力を持っていた最後の時代」
自分が何となく抱いてた感情
すなわち現代社会の言語の機能衰退
それの答えをくれたようなフレーズだった
昔はこんなに思想をしっかり持って
本気で世の中を変えたいと思う人が
沢山いたのかぁと実感する
言葉の力というものを強く感じた
三島先生は若造相手に挑発せず
耳を傾け、罵りを受けいれ
言葉を持ってして対峙していた
本当に格好が良かった
ファンになった
1000人を相手に
殺されるかもしれないのに
身一つで乗り込んだ時の感情は
どんなものだったのだろう
三島先生の天皇論は興味深い
彼にとってどんな存在だったか
時代にズレがある学生達には
理解されていなかったけれども
なんとなく分かる気がした
生きていて欲しかったと切に思う
私もピースをのんでみよかな