くう

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実のくうのレビュー・感想・評価

3.2
イメージフォーラム単館でしか掛からないようなこんな作品を全国規模でやっても人が入らないんじゃない?と思いながら、常に過疎ってる近隣劇場に行ったら席が埋まっていて怖くなったでござる…。

でもね、思想を埋め込むような映画じゃないのよ。

これを見て、私は三島をかなり誤解していた。私の中にも三島の心がある。ということを知ったのだ。

右だの左だのではなく、人は人の言葉をきちんと聞いて判断することが必要なのだとよく分かった。

怒号が飛び交うような作品ではなく、きちんとお互いの考えを聞かせる話だった。令和のネット社会にも十分に必要なことだ。

聞いて考えるべき言葉が溢れるライブを体感する2時間。
くう

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