夢のアンデスに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『夢のアンデス』に投稿された感想・評価

アンデスが常に静観していると捉えているのが良かった。

ただ、彼の単位で考えれば、これすらもひと時なんだろうなと思った。

2019年 フランス🇫🇷チリ🇨🇱

南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン監督作品
『光のノスタルジア』『真珠のボタン』に続く、チリ弾圧の歴史を描いた3部作最終章(公式ホームページより)

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Atsui

Atsuiの感想・評価

3.5
チリの状況を伝えるべく亡命してまで映画を作り続けた果てに浮かび上がったのが故郷への憧憬だってのがなんだかリアルなような寂しいような。
ぽし

ぽしの感想・評価

3.9

このでっかいでかっかい山々は、ずーっと人々の救われない痛みや闘いの歴史を見てきたんだよね
本当にこの血が流れた土地の石や山や水が記憶を話せたら…って思う

映画見たあとチリで同性婚が合法化のニュース…

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チリ弾圧の歴史を描いたドキュメンタリー3部作の最終章。

本作は
①アンデス山脈の映像
②インタビュー映像
③過去のデモの映像

から構成されているが、①の割合が多過ぎるため、言いたいことが伝わって…

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COOPER

COOPERの感想・評価

3.4

合間に映されるチリの山々が本当に美しく、ピノチェト政権の政策によって辿り着いたチリの「いま」と対比させられていました。新自由主義がもたらしたものについて内省することはいまの日本でも必要な段階にあり、…

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suke

sukeの感想・評価

4.0

現代の証言やアーカイブス映像から語られる情報と、語り手の中での祖国の象徴たるアンデス山脈を語り描き奏でる詩的で叙情的な映画表現が織り重なり、自然や土地、そこで繰り広げられる人々の営み、政治経済、歴史…

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南米ドキュメンタリー映画の巨匠パトリシオ・グスマン監督がチリ弾圧の歴史を描いた3部作、「光のノスタルジア」「真珠のボタン」に続く最新作は、アジェンデ時代の輝かしい歴史が失われ、クーデター後に新自由主…

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変わらないものに憧憬と思慕の念を抱きながらも、人間は変わっていこうとする。

変わらない、偉大な山々の下で変わっていこうとする人々は美しいし、
変わっていく人々を見守るように、変わらず聳える山々も美…

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時々挿し込まれるアンデス山脈の映像が壮大すぎて泣きたくなる。このあいだ読んだ小説ととても似ていた。富士山が見える街で生まれ育った主人公にとって当たり前の存在で視界に入ってももはや何も思わないけど、方…

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