ともみん

わたしはダフネのともみんのレビュー・感想・評価

わたしはダフネ(2019年製作の映画)
4.0
明るく、自分の考えをハッキリと言うダフネ。周囲の人達に愛され、充実した日々を送っていた。そんな時に大好きな母の急死。愛する妻の死を受け入れられず、働くことさえも止めてしまった父。そんな父を見兼ねて、徒歩でお墓参りに行こうと父を誘ったダフネ。途中で出会う人達さえもダフネの魅力に惹きつけられ、そんなダフネを誇らしく感じる父。ようやくたどり着いた母の実家でダフネから父へサプライズのプレゼント。泣けた。ダフネは一言も自分からダウン症の事に触れることもなく、ネガティブな事は一言も言わなかった。尊敬に値する。ラストシーンのサプライズプレゼントを渡すシーンは泣けました。
ダフネは髪もピンク、旅行に行く時もピンクのダウンに花柄のバックパックでとてもオシャレで可愛かった。イタリアの映画を観るたびに思うのは、イタリアは障害者の先進国だなと。障害者が普通に生活出来る環境と仕組みが確立してるんだろうなぁと感じる。日本は出遅れてる。しっかりして日本。
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