美男たちの恋愛を妄想することが大好きな女子高生・花依は、お気に入りのアニメキャラクターの死にショックを受け、急激に痩せてしまう。細身な体を手に入れた彼女は、学校の美男たち4人から好意を寄せられるようになる。そんな状況に困惑しながらも、花依は彼らと真剣に向き合おうと奮闘する腐女子の物語。
BLというジャンルが大好きな腐女子で超絶オタクの芹沼花依。推しのキャラクターの死を気に、ぽっちゃりだった女子高生が1週間で容姿端麗の美女に大変身し、学校屈指のイケメン4人から好意を寄せられるというお話。
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✩.*˚4人のイケメン
芹沼花依を基準に
同じクラスの五十嵐祐輔
同じクラスの七島希
部活の先輩・六見遊馬
部活の後輩・四ノ宮隼人
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少女漫画をそのまま実写化したため現実ではありえないような展開が巻き起こっていくが、それがまた面白い。激痩せしていきなり4人の王子のようなイケメンにモテるようになるし、演劇部のヒロインとしても抜擢されるという逆ハーレム状態。結局性格より顔で選ぶという浅はかな理由で、我が我がとイケメン達がこぞって追いかけるのもちょっと好きになる理由の要因としては薄っぺらいように感じる。唯一痩せてもリバウンドしても態度が変わらず好きでいてくれるブレない六見先輩の態度がイケメンすぎて眩しかった✨
ミュージカルのように歌って踊る場面や、激痩せとリバウンドの演出、オタクならではのマニアックなアニメクイズ、一人一人系統の違う個性派イケメンと４対１でのデート、痩せるためにイケメン達によるBL演出etc.....
と紆余曲折していくストーリーの見どころが多くとても良かった。
歌って踊る場面はE-girlsの子が出演しているからとても上手で素晴らしかった👏
『私がモテてどうすんだ』の曲の中毒性が凄くて、ずっと脳内エンドレスリピート。
結局4人を遊び半分でたぶらかしちゃいけないよねという恋愛に対して誠実さを感じる点をも表現していたのが良かった。ラストのオチはスッキリしていて気分が良い終わり方。
激痩せ後の山口乃々華は可愛いが、それ以上に富田望生の方が魅力的で存在感が強かった印象。また、超個性派俳優の坂口涼太郎のキャラの濃さが好きだった。全体的に若手の名前もよく分からない俳優が多く登場しているからかあまりのめり込めなかった。
今までの恋愛系の作品にはないBLという要素を盛り込んだ斬新な設定は面白いし、全く知らない腐女子の世界線を知れてよかった。好みが分かれる作品。自分はあまりハマらなかった。オタクの世界線だと3次元は2次元に勝てないのかなと思ってしまう。
リヴァイ兵長のポスターを部屋に飾るセンスは最高！
タイトルの意味はラストに分かる。
