しょうやん

耳をすませばのしょうやんのレビュー・感想・評価

耳をすませば(2020年製作の映画)
3.7
天沢聖司役の松坂桃李くん誕生日(10/17)に観賞
原作→ジブリアニメ→本作 の順で見てきたが、この映画は原作に近く、ジブリファンも裏切らない、雫と聖司の10年後を描いた作品になっていた。小難しいテーマでも無く、どっぷり恋愛でもがっつり仕事でも無いけど、久しぶりに単純にほんわか楽しめた王道少女漫画の世界だった。
天沢は原作では画家、アニメはバイオリニスト、本作の映画はチェリストと目指す夢が違うが、映画らしい演出(見た目が素敵でソロでもモブでも絵になる)で良かった。漫画原作だけでなく、ジブリアニメという二重苦を背負っていたが、上手く取り入れつつ、実写映画として成立していた。子供期と今が何度と無く交錯する中、子役との違和感が無かったのも良かった。
パンフレットが、月島雫著『耳をすませば』という本が図書館蔵書になった形で、楽しめる。
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