大規模な日本でのロケや谷垣さんがアクション監督を務めるということで公開前から話題になっていた本作
僕も劇場に観に行くつもりだったけど、公開されたら期待はずれだった…みたいな感想を多く見かけた為怖くなり観に行くのをやめてしまったという一本
そんな本作を今更ながら鑑賞
本作はGIジョーに登場する人気キャラクター、スネークアイズの誕生を描いている
それなんだけどまず主人公が戦っている目的が見ていて分からなくなる
親父の仇を討つために冨三郎を騙したり色々やってたのに劇中では結局本当の仇は討てず…とモヤモヤしっぱなし
というかそもそもこの映画の中のスネークアイズというキャラクターが見ていてあんまり好きになれず、本来ならスネークアイズと対立する側の冨三郎ことストームシャドーに感情移入してしまうというよく分からない作りになっている
ビジュアルなどは良かっただけに、ストーリーは正直残念
ストーリーは残念だったけど、アクションが面白ければいいよね！……と思ったけどこちらも不調
カメラも編集も良くないんだけど、そもそも立ち回りの精度が低い！
もうちょっとアクションを全体的に詰めて欲しかったし、アクションを見ていて何が一番見せたいのかも分からなかった
流石にこのレベルのミスを谷垣さんら日本のアクション部の方々がするとは思えないので、やっぱりハリウッドのスタッフとの連携が上手くいかなかったのかな…と邪推してしまう
ラストバトルはどこが見せ場なのかよく分からない散漫な演出だったので、雑魚敵を適当に倒すだけでなくひとつ対戦カードをどーんと見せて欲しかった
世間の反応も頷ける一本
せっかくのイコウワイスも勿体なかったな…
