よくある復讐モノなのに加えて日本へのオリエンタリズムな眼差しがゴリゴリでキツかった…。
ヤクザ、カタナ、キモノ、ニンジャ、ネオン…
自動販売機が出てくるのにアジトが城だったり銭湯で褌してたり時代感がぐちゃぐちゃでそこが引っかかって全然入り込めなかった。
海外の人にはクールジャパン！って楽しまれているのだろうか。
大々的に日本での撮影が行われて話題になってたけど、ここまでオリエンタリズム的に消費されるとどうなんだろう…。偽物のなんちゃってより全然マシではあるがマインドは変わってないという感じ。
キャストに日本人が多いのは良かった。
存じ上げなかったんだけど安倍春香という俳優さん、アクションもできてバイリンガルでそれを知れたのが一番の収穫。
アンドリュー小路は顔が好きだし演技も良かったけど、イ・ビョンホンのストームシャドーのイメージが強烈すぎて…。
アクションは金かけてすごいのに、時代劇みたいな背景が気になりすぎてしまうし、なんかストーリーに緩急がなくてあまり盛り上がらない。
キーになるパワーストーンみたいのもなんかチープな設定…。
あんまり比較はしたくないけどモータルコンバットは本当うまくまとめたんだなと思ってしまった。
