タカナリ

G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズのタカナリのレビュー・感想・評価

3.6
映画「G.I.ジョー」シリーズのリブート作品。
日本を舞台に、ジョーのメンバーとなるスネークアイズがどのようにして誕生したのかが描かれた作品。

前にも実写化はされていますが、それとの繋がりは今の所ありません。今後繋がるのかも不明。
ジョーのメンバーやコブラも関わってはきますが、非常に薄いです。大々的には関わりません。情報を与えたり、少し手伝ったりする程度です。

良かったのがアクション。
車やバイクに乗りながらのスピーディーかつ激しい戦いは見応えありました。あれは楽しい。
最終決戦も、それぞれにちゃんと見せ場があったのが良かった。ブラインドマスター結構好き。

あと、忍者組織“嵐影”とジョー、そしてコブラとの共闘。これは熱かったですね。敵と一時休戦して、共通の敵と戦う展開大好き。
即席にも関わらず、結構連携取れてました。


ただ気になったのが、ストーリーがなかなか進展しない事。
早く戦いを見せてほしいのに、試練に挑戦するのを割と長く見せられます。
敵である抜け忍の動向も分かりはしますが、そっちもそんなに進展しません。
中盤はまぁまぁ退屈でした。

スネークアイズと言ったら黒い仮面を思い浮かべますし、仮面を着けた状態での戦いを期待すると思います。私もそれを期待していました。
しかしあの仮面を着けるのは、ラスト数秒のみです。
これにはガッカリしました。パケ写詐欺と言ってもいいと思います。 

期待していたものとは異なっていた上、内容にも私はあまり魅力は感じませんでしたね。

最終的に「G.I.ジョー」「G.I.ジョー バック2リベンジ」をすごく見たくなりました。