塚原直彦

プライス -戦慄の報酬-の塚原直彦のレビュー・感想・評価

プライス -戦慄の報酬-(2019年製作の映画)
3.4
ひょんなことから30年ぶりの父親に呼ばれたが、あれよあれよとあらぬ方向に転がり続ける転落モノ。
しかしまぁそれが終始中々に弾けない。。

ワードセンスは奇をてらい面白いのだが、全体的にどこか既視感のある雰囲気は拭えず。
ただこういうシュールな匂いプンプンの映画が大好物な人は多いのでは?(御多分に洩れず自分も)
クライマックスからエンドロールまではあっけらかんと狂っていて◎。

確かに訳しにくいタイトルだが、邦題はもう少し練りようがあった気も。
あの『音命』タトゥーだけは頭にこびりつくので妙に記憶には残る珍作。
塚原直彦

塚原直彦