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強がりカポナータのhideharuのレビュー・感想・評価

強がりカポナータ(2020年製作の映画)
3.4
2021.11.03レンタルDVDで鑑賞。

日活ロマンポルノのDVDレンタルを探している時に偶然見つけたタイトル。こんな映画があって公開されていたことを知らなかった。
ジャケ表紙のコミック風イラストはBL物を連想するだろうし、アマゾンの紹介では横山翔一監督がBL映画に挑戦というようなことが書いてあった。
これを読んだ人が勘違いしてDVDをレンタルあるいは購入したらビックリするかも。

オッさんのハードなゲイセックスからいきなり始まります。イケメンとかじゃない普通のオッさんですよ。海岸で砂まみれになって全裸で絡み合い、ウケの方のオッさんはやたらとアンアン喘ぐし、決して美しいものではないです。
言ってしまえばごく自然なリアルな男同士の恋愛ものです。

主人公タケシの妹が結婚するのはタケシの元カレ一義の弟。その結婚式に一義は7年ぶりにイタリアから帰ってくる。
久し振りの再会。
タケシの父親から受け継いだイタリアンのレストランを経営している。父親は要介護状態で母親が面倒を見ている。

そして海から突然現れた謎の筋肉男アキラ。
男3人の三角関係と家族の事など短い60分の映画では詰め込みすぎな気がしますが何となく爽やかなラストで気分は悪くないです。

で、この短い映画の中で3回も絡みのシーンがあるのですがボカシが入っている箇所もあるのですがボカシの向こう側では本当にチ●コをシャブったり、ア●ルセックスしてるんですかね?してたら役者と監督の度胸を褒めてあげたいです。
一応この映画は+18Rです。
BLは否定しませんがこんな感じのリアルな男同士の恋愛を描いた映画が普通に製作、上映されると良いですね。
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