Adele

グッド・ワイフのAdeleのネタバレレビュー・内容・結末

グッド・ワイフ(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

みなさんのレビュー通り、なんとも言えない、中途半端な作品に感じてしまった

唯一、よかった点は少し古臭いけど、主人公ソフィアのファッションやヘアメイクくらい?

結局、世界中、いつの時代でもどこの国でも、どんな階層でもママセレブというか女特有の醜い世界観ってあるんだな、と

最初は主人公ソフィアを中心に富裕層マダムグループがまわってたけど、ソフィアの家が破綻してからは、他のセレブ友もソフィアにそっぽ向いて、ソフィアが嫌ってきた新入り妻に近寄り、ゴマをする
結局最後はソフィアと旦那もそうなるけれど…

セレブ妻の間でも最初はいい人そうだったアナ・パウラがソフィアを見下して言い放つシーンは見もの!!

結局、何を表したいのか、誰に向けての作品なのかさっぱりわからないまま終わってしまった…
80年代を経験しているメキシコ人なら共感できるのか?

よくわからない作品だったけど、自分は本作で人間の醜い部分・本性をまざまざと垣間見た気がした

・破産するとすぐ見切る、冷たくなる知り合い
・普段いい顔してても陰での悪口・噂話
・お金によって簡単に壊れる友情
・自分に有利になる人間にすぐ移る本性
・自分が有利になった途端に人を見下す、嘲る

以上、もっとあるけれど、自分はこんな人間関係嫌だし、どんなに金持ちでも身に置きたくないと思った
見事な豪邸と高級ハイファッションなど煌びやかだけど、中身は毒々しく、心は空っぽ…

フィクションだけど、あの後、ソフィアはどうやって、どんな風に生きていったのかの方が気になる
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