あさ

グッド・ワイフのあさのレビュー・感想・評価

グッド・ワイフ(2018年製作の映画)
3.1
女性は共感できる人が多いのでは?
古今東西、女のマウンティング合戦は変わらないのだなぁと見てました。

そして、女はどうしても選ばれる性、そしてお姫様になりたいって願望は否めません。

舞台はメキシコですが、日本の特に港区(麻布や青山あたり)(とあるメディアでも港区妻って造語があるぐらいですよね)ではこういった場面はあるあるあるでございます。

時代や舞台が変わってもセレブ妻のやっていることはあまり変わりませんね。

今の時代は多くの女性が結婚後も働いていますが、この時代の多くは専業主婦でした。自分の魅力や才能を生かせる場がないのか、彼女たちは夫や子ども、家、車、ファッション、アクセサリーでしか自分のアイディンティンティを確立させる、承認欲求を満たすことができなかったのではないでしょうか。

諸行無常、時代や人の気持ちは常に変化し続けます。その変化にどう対応できるか。

最後のシーンは良かったです。女は強いなと。そして、お金は大切だけどやっぱりお金ではないんだと再認識した作品です。
あさ

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