ショッキングな映画だった。
観終わったあと、頭の中で反芻し、飲み込んで言葉にするのに時間がかかった。
ただのショッキングだけじゃなく、未来を見つめて進む主人公の彼女の強さに対しても、うまく言葉にできなかった。
だって、彼女は女神でもジャンヌ・ダルクでもない、普通の女子大生だったから。そこから、立ち向かう強さをどんどんと研ぎ澄ませていく過程は、ただのショッキングだけで終わらせない、監督の采配と演技が素晴らしいんだと思う!
とにかく、ファッションに携わる身として、ファッションが糧になり、「アイデンティティを表現する」為のツール以上の価値があるってことが、とてもいい意味で重かった。し、考えさせられた。
主人公の女の子が、とにかく可愛い!
今度のウェスアンダーソン映画にも出るらしく、チェックしておく。