shin

パピチャ 未来へのランウェイのshinのレビュー・感想・評価

3.8
冒頭の字幕のせいで実話と思われがちだけど主人公ネジュマ含めてフィクション映画
女性差別や迫害に関しては監督自身が実体験したもので事実とのこと

まず主演リナ・クードリの演技力にびっくりした
彼女もアルジェリア人で次回出演作も決まってるそうですごい女優さんになりそう

ヒジャブに関しては女性が好きで被ってるとはもともと思ってなかったけどあそこまで強制され迫害されるものだとは思ってなかった
自分の無知さ加減を実感、、

けっこう衝撃的な内容で映画として面白かったけど、仲間の死に対してとくになにも描かれてなかったように思えてスッキリしなかった
そのまま差別に関してなにも解決してないまま終わったところもスッキリしなかったな、とか思ったけどよく考えたら現実で世界的に差別に関してなにも解決してないんだろうから当然の終わり方でスッキリした終わり方になる訳ないよな、と

鑑賞後いろいろと調べるきっかけになったし勉強になった
ちなみに監督の出身地でもあり舞台でもあるアルジェリアではこの映画が説明無しに放映禁止になったのだそう
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