まさなつ

パピチャ 未来へのランウェイのまさなつのレビュー・感想・評価

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「この国は巨大な待合い室よ!皆んな何かを待ってる、、」

アルジェリアの90年代。日常的にテロで人が殺された暗黒時代だったらしい。

そんな時代の女子大生達。お国柄や宗教的な理由から、女は家にいろ!とか、結婚相手は家族が選ぶ!とか、服はヒジャブ🧕でないとアカン!とかやたらに抑圧される。若者は当然反発するけど、この暗黒時代には、従わなけれは容赦ない暴力が、、うう〜なんともやるせない(^^;;

自由を制限されたり、価値観を押し付けられるのって、やっぱり耐えられない苦痛ですね。

そんな抑圧の中でも祖国に留まり、自分の道を突き進むネジュマの姿には胸が熱くなります。

はたして彼女たちは「待合い室」を抜け出し、「自由という名の列車」に乗れるのか!、、、初監督作品との事ですが良い映画でした。
まさなつ

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