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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵のhighburyのレビュー・感想・評価

3.7
【実話ベースにしては面白い】

アパルトヘイト(人種隔離政策)への反対活動を行い逮捕・投獄された主人公・ティムが刑務所からの脱獄を図る実話ベースの作品。

反アパルトヘイトやアフリカ民族会議などの政治的描写、主人公の家族、恋人といった感情的描写をほぼ省き、純粋に脱獄劇に焦点を当てています。
鍵を作ってトライの繰り返しになってしまっているものの、ダニエル・ラドクリフ迫真の演技でドキドキ感は十分。

PDCAサイクルをすべて一人でやってしまうティムには感心させられました。
あれ普通のエンタメ作品だと、何人かのメンバーが特技を活かしてやるとこですよ。

地味になりがちな実話ベースの作品にしては良作でした。


私が一番好きな脱獄方法は味噌汁です。
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