昨年末から話題になっていた、ジェームズ・ワン監督の最新作。
"Where is my mind?"♪
ブラボー!これはすげぇ〜!渾身の快作、叩き出してんやん!!
『ローズマリーの赤ちゃん』『イレイザーヘッド』みたいな赤ちゃん怖い系ホラー映画かと思って観ていたら、あれよあれよといううちに様々なジャンルを横断していった。ジャンルが大きく変わるホラー映画はツイストで白けてしまうものが多いのだが、本作は最後まで乗れた。これこそ唯一無二の"ジェームズ・ワン映画"だ。
次々に起こる超常現象がミステリーとなり、最後まで興味をそそられる。伏線が綺麗に回収されていく感じも気持ち良かった。
ジェームズ・ワン監督の手腕が光る。ガラス鏡を使った構図、床壁天井をすり抜ける滑らかなカメラワーク、一人称視点のトラッキングショット、4Kカメラで撮ったかのような臨場感のあるアクションシーンなど、視覚的にとても面白かった。音を巧みに用いた緊張感のあるホラー演出も流石の一言。
いかにもな囚人たちの描写がジェームズ・ワンっぽい。
シアトルのアンダーグラウンドツアーは実際にあるらしい。是非体験してみたい。ちらっとパイクプレイスマーケット。
"Blood connection"
"It's time to cut out the cancer."
"Oh, OK, so I'll put a B.O.L.O. out on Sloth from "The Goonies"?"
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