ヤツは一番近くにいる。
とある出来事をきっかけに悪夢に悩まされるようになったマディソン。
夢の中で起きた殺人は現実となり、次第に彼女を苦しめていく。
明けましておめでとうございます。
今年も皆様の映画ライフがより充実したものでありますように。
2023年最初はジェームズ・ワン監督のホラー映画。
大きな音で驚かすというより陰湿でじわじわ込み上げてくる怖さ、さすがとしか言いようがない。
主人公マディソンは幼少期に養子として育てられ、人には見えない”ガブリエル”という存在がいた。
別の人格、あるいは彼女が作り上げた空想上の人物なのか...。
ここまでだとマディソンは心の病を抱えた女性であり、サイコサスペンス系でのよくある設定のように思える。
しかし、この映画はそれだけでは終わらない。
マディソンの過去、空想上の人物に襲われる刑事、事件を追う妹のシドニー、そして行き着いた先で明らかとなる驚愕の真実!
いやそうきたか!エグすぎる!!
そして終盤は過激なゴア・アクション、R18指定も納得の内容だった。
ホラーのみならず「ワイルド・スピード」や「アクアマン」でも類い稀な才能を発揮するジェームズ・ワン監督。
やはり彼は天才だ。