いよら

ミナリのいよらのレビュー・感想・評価

ミナリ(2020年製作の映画)
3.7
アメリカへ移住して農業で生計を立てるようとする家族の物語。

知らない土地に移住して、そこで新たな生活を始めるっていうのは大変なんだろうなと思います。いくら夢であったとしても、それがすぐに上手くいくものではないですから。
子どもたちにとっては新しい世界で楽しい面もあったりするけど、不安なこともたくさんあるだろうと思いますし。父親は夢だから、多少の困難も乗り越えようとするだろうけど、母親にとってはそうもいかないでしょうからね。ましてや、韓国に住んでいた祖母にとっては尚更でしょう。
それぞれの立場ゆえの発言や行動。夢で食べれないと思う母親の発言は理解できるなぁと思います。
ハルモニがいいキャラしてますね。韓国ドラマたくさん見てるから、典型的なおばあちゃんかなと思ったらまた違って、とっても自由なハルモニで楽しいですね。彼女にとっては全くわからない環境のはずですが、それでも不満も言わずに楽しんでいるのは素敵でしたね。だから、、なのかもしれないですけど。
そして、やはり韓国人は花札が好き。。

家族の苦悩、困難、そして再生の物語でした。

洋画だけど、韓国語が大半っていうのは不思議でしたね。
いよら

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