ごんチキン

ミナリのごんチキンのレビュー・感想・評価

ミナリ(2020年製作の映画)
3.6
アメリカンドリームを追い、文化の狭間で生きる人々へ。

1980年代、アメリカにやってきた韓国移民のジェイコブ一家。妻・娘・息子と暮らしながら農業を始めるが、そこに母方の祖母もやってくるというストーリー

アカデミー賞ノミネートおめでとうございます✨👏
静かに物語が進むので、映画マニア向けの作品でした🤔

ヒューマンドラマだけど笑えるシーンもある!
おばあちゃんが栗をあげるシーンが衝撃すぎてお客さんみんな笑ってた😂😂

「憧れのアメリカ人になりたいけどなりきれない」という(ある種の)格差💦
アメリカンドリームを夢見るお父さん&アメリカ文化に慣れないおばあちゃん、これこそ"出身の呪い"です…😓

韓国語と英語が入り乱れる😧
子ども二人は英語を使い、両親は韓国語を使う…これも"文化の違い(格差)"を表してるのかな?

「もっとおばあちゃんらしくクッキーとか作って!💢」
"子どものおばあちゃん像=アメリカのおばあちゃん"、これも過ごした故郷の文化の違い💦
文化は人を形成し、異郷で過ごした同種族を対立させるものです。

とても勉強になる映画でした👍
ごんチキン

ごんチキン