実はだいぶ前に見ていてレビューし忘れてた作品。もはや記憶が薄れつつあるのでレビューする資格もないくらいだと思うのでサクッと。
とりあえずA24の作品なので映像は綺麗だったなっていうことと、結構話の起伏は少ない映画だったなって印象はあります。
アメリカで一旗あげようとする韓国人一家がテーマなのですが、その辺の位置付けとか背景は確認してないのでサラッと流し見しちゃってた気がする。だからやたらそこで意固地になって農業に励もうとする父親には全く共感できなかったですね。
その一方でおばあちゃんのキャラクターは何とも言えない味がありましたね。最初は大きかった孫との溝を徐々に埋めていく感じとかは何かよかったなって思います。
ただ、基本的には単調な展開ではあるのでストーリーで引っ張っていくって感じではない気がしました。かと言って作品の深みとかも考えずにここまでスルーしてきちゃったんで、正直自分にはそこまで刺さらなかったです。
タイトルの『ミナリ』が「セリ」のことを指し、その土地に根強く生きていこうとするという意味合いなのはナイスでしたね。