観て良かった。と同時に、学校の授業程度の知識しかなかったことがとても恥ずかしい。
作品内に出てくる水俣市は、自然が隣り合わせでとても美しい。そんな中、公害病で苦しむ人々の姿に胸が痛む。のらりくらりとかわす企業側、憤る人々と黙って我慢している人々…それは現在に至っても何も変わらないな、と感じる。我慢することが美徳とされた時代もあったけれど、それはダメだ。声をあげなければ何処にも届かないのだから。
こうして一つの作品となったことで、公害病について考えるきっかけを与えてくれて、とても良かったと思います。おすすめ。