ねまる

唐人街探偵 東京 MISSIONのねまるのレビュー・感想・評価

唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)
3.5
2021年世界の映画興行収入ランキングでTOP10に入っていたこの映画。
コロナ禍でハリウッドが公開、製作共に大きな影響を受けているとはいえ、ほとんどが中国国内の収益で、TOP10に入る市場の大きさ。

今までこのシリーズを気にしたことは無かったのだけど、なんせ染谷将太が出ているので。

染谷将太だけでなく、
長澤まさみ、三浦友和、鈴木保奈美、浅野忠信などなど日本からキャストが多く参加している中国作品。

日本人の重要なキャストを、本当に日本人が演じていることの嬉しさ。
そして、これは間違いなく日本でロケをしている!
ハリウッドでの偽日本に懲り懲りしていたので、日本もしくは、日本に忠実なセット、日本人キャストを使っているのが何より嬉しい。
中国語、英語、日本語の3ヶ国語が平然と飛び交っているグローバルさ。

日本でのフィルムコミッションが協力したとこで、この撮影でたくさんのキャストとスタッフが来日して、地域にも貢献したよう。
コロナ禍じゃなかったら、またこういう取り組みをやって欲しいね!

褒めるところばかりではなく、、、
長澤まさみに、中国に帰化するなら結婚してもいい、って言い方はなんか嫌だったり。
相撲レスラーと剣道はそんなに酷いことしないよ、どちらもスポーツです。
など、舞妓や侍からちょっと進歩したとはいえ、固定概念過ぎるのはまぁ、、、頑張って。

妻夫木くんって素が綺麗だけど、2枚目でないキャラをやることが多いから、かっこよくてごめんね!なんて言うのに笑っちゃう。
海外で聖闘士星矢ってそんなに有名なの?

この映画を楽しむことにとって、最大の問題は、主役の男の人のテンポ感。
テンポが早すぎて、面白いのかもよく分からない。むしろうるさい、きたない、、、

そしてラスト、、、
アンディ・ラウ!?!?!?
昨年少し香港映画を齧ったので、えっ!って声が出てしまったのでした。
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