さよなら僕のマクガフィンたち

あの頃。のさよなら僕のマクガフィンたちのレビュー・感想・評価

あの頃。(2021年製作の映画)
2.8
共感できそうなポイントは多い。例えば、僕は同じ時期に関西の大学に進学し、軽音サークルに入っている。もちろん赤犬は知っているし、ライブハウスの空気もわかる。
序盤の、松浦亜弥に恋に落ちるシーンは100点でした。
その他、石川梨華の卒業ライブの熱気もすごかった。
仲野太賀の演技はクズすぎて素晴らしいし、個人的には若葉竜也の何考えてるかわからない演技がツボだった。

ただ、のめり込めなかった。彼らをずっと見ていたいと思えなかった。
別にオタ活を否定しているわけではないが、全く響かなかった。「何かに夢中になったこと」に置き換えても、この人たちはどういった努力をして…とかさっぱりわからなかった。好きなことをずっと語っていればまだわかるものの、途中からアイドル関係なくて、おっさんたちの青春群像劇になってて全く共感できなかった。
変にリアルかもしれないが、別れも唐突だった。「こんな生活は長くは続かない」描写をもう少し描いた方がよいのでは?
また、それこと「あの頃。」を思い出す郷愁映画に着地してるのではないか?それはこのご時世浅すぎやしないか?
ホモソ的なコミュニティにもあまり共感出来ずに終了。(なおちゃんの気持ちよ)
そう思うと、後半はしつこかった。

ただ、もっと下手な監督が手掛けていたら、途中退出レベルの作品になっていたと思うので、今泉監督、次回作楽しみにしています。