『今が一番楽しいです』。時々楽しかったあの頃を思い出す。アイドルを通じて知り合った7人で馬鹿してたあの頃を…。大人の青春物語。
中学10年生。いいなあ～、こうやって共通の趣味にどっぷりとハマって、馬鹿みたいに笑って泣いて。社会人になるとなかなか機会がない。だからなのか、なんか無性に刺さったなあ。
独特なノリ。オタクっぽいノリ、ちょっと下品なノリについていけない人もいるかも。
アクの強いキャラクター・コズミン。やはりこの物語では、コズミンが強烈な異彩を放つ。圧倒的クズ人間でありながら、どこか憎めないところもある。まあ、仲間の優しさありきなとこもあるけど…。後半はそんなコズミンの身に起きたからこそ、不覚にも涙してしまった。
懐かしのアイドル。映画の中では仲間との出会いのきっかけのはたらき。うんうん、懐かしい。自分はアイドルオタクではないけれども、人生を振り替えると、必ずそこに当時のカルチャーがある。あの人が、あの歌が、あの映画が、あのアニメが流行った時代もあったなあ。
作品を楽しんだ後、スマホのアルバムをめくって、大学の友達や仲良し同期との思い出に浸ってしまった。自分もあの頃を振り替えると、うん、楽しい思い出ばかりだ。それは、その折々に今が一番楽しいと感じていたからだろう。
