劔樹人さんのエッセイが原作の映画。
監督は『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』『his』の今泉力哉監督。
『葛城事件』『愛がなんだ』に出演されてた、若葉竜也さんも観られて嬉しかったです。
全体的にはほんわかしたムードの仲間達の物語ですが、仲野太賀さんの演技、迫力がありました。ビリビリしてる。
松坂桃李さんなど他の役者さんもビリビリの時はビリビリだけど、この映画の中ではほんわかしていて、不安もあるけどやさしい時間が流れて、こういう映画もあるんだなぁと思いました。
グダグダでも、好きなものがあるっていいなぁ、と思いました。好きなもので仲間ができる。これって無駄なことだろうかとか駄目なんだろうかとか余計なこと考えてしまって、迷って見失ったあとに自分の好きなものが欲しいと思ってもお金では買えないですね。
今が一番なのが一番。
尊い、ということについての映画。