カルダモン

ビニール袋の夜のカルダモンのレビュー・感想・評価

ビニール袋の夜(2018年製作の映画)
4.2
ビニール袋の環境破壊とエログロナンセンスの融合体。絵のタッチと相まって、発想の飛び方とか気色悪い表現がすごい。

ビニール袋がまとわりついてくる感じ、最高に嫌。濡れてたりしてたらもう最悪。女の狂った執着で迫り来る感じも、終始不快なところがいい。ビニール袋だけが着色されたモノクロの世界が、最終的に色彩に包まれる祝祭の絶望感。