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「エイブのキッチンストーリー」に投稿された感想・評価

Carly

Carlyの感想・評価

3.7
Tiff2020 2作品目

宗教的な問題は日本人のわたしとしては根本を理解するのはとても難しいけれど、それでもイスラエルとパレスチナという二つのワードを聞けばその深刻さは察するに余りある。両親が別の信仰をもっている、というのは12歳の少年にはあまりに過酷な環境のように感じた。まさにあちらをたてればこちらがたたず、みたいな。
そんな彼らを繋ぐのが"料理"だ。食は人の心を動かす、その瞬間を描く物語。
シェフで見たような鮮やかで華やかな料理とはまた違って、特色豊かなそれを見るとわくわくする。食材は何だろう?調理法は?是非ともレシピ本を作ってほしい。(特にチコの屋台レシピ)
どんな状況に追い込まれても彼は家族を嫌いだとは言わなかった、その事がとても印象的だった。家族だから、大事にしたくて、でもその方法が分からなくて。
きっと今この瞬間もどこかの国でこんな風に悩み惑う子どもがいるのだろう。せめてもの救いがありますように、と思わずにはいられない。
東京国際映画祭で観賞
ストレンジャー・シングスのウィル役のノア・シュナップ主演。
文化や宗教感の違いをうまく落とし込まれていて、非常良かった。家族が欲しくなりました。
しみ

しみの感想・評価

5.0
エンドロールがベスト級にかわいくて好みでした。宗教の話とかをすごくポップな物語にしてるので、見やすい。
ニコ

ニコの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

東京国際映画祭にて。

考え方が違っても、ルーツが違っても、信仰する宗教が違っても、結局美味しいものを美味しいと感じる心は一緒なんだなぁと。
自分の作る料理で家族をひとつにしようとするエイブが健気で純粋で真っ直ぐで。
文化の盗用だったり宗教問題っていう重くなりがちなテーマに"料理"を掛け合わせることでよりコミカルに観やすくなっていて誰でも楽しめる映画だと思いました。
実際にはそう簡単に解決する問題じゃないだろうけど、最後にエイブが家族と笑い合う姿が見れてよかった☺️
「家族内での宗教的対立を、料理が好きな主人公が料理で解決しようとする奮闘記」という一行で表せるストーリーと企画がまず、面白い。そして、衣装やセットなど、色味がとても可愛い。GIF的なフォントやSNSのスクリーンなど、ティーンなカルチャーも沢山混ぜられていて、それらの質感もとても可愛い。ただポップな映画じゃなくて、それらのアクセントによって、より飽きない。
展開としては少し単純だから、もう一つ工夫されたプロットがあったら、個人的により好みな映画になったかなと思う。特にラスの方のシーンは、あえてしつこい演出で観客のもどかしさを高めているのだが、その鬱憤がすっきり解消されるような結果じゃなく、落差の効果を果たしていなかったと感じた。
でも、テンポ感とかルックが好きだったからこの監督の次作があったら見たいと感じた。
m

mの感想・評価

4.5
東京国際映画祭で観賞。

数年前に予告を観て以来、ずっと楽しみにしていた作品。劇場公開されるとは思っていなかったから、映画祭の大きなスクリーンで鑑賞できてとても嬉しかった!

食べ物が大好きで料理が得意な主人公が、宗教の違いから決裂しかける家族を「食」で結びつけようと葛藤する姿に心が動かされました...!
食から繋がる家族の愛を描いた素敵な作品でした。
どど丼

どど丼の感想・評価

3.6
東京国際映画祭2020にて鑑賞。

エイブ少年は異教徒の両親家族の対立を料理で繋ぎ止められるのか……?という話。エイブ君がシェフとして奮闘&成長していく姿に終始癒される。単純明快なストーリーながら、ノア君がシェフに教わるシーンは何度も見返したくなるハートフルさ。イスラム教とユダヤ教の宗教観念の違いも分かりやすく描かれていて、大人から子供まで楽しめて勉強になる作品です。

ノア・シュナップ君の顔面は相変わらずだけどあまりにも美しい……。
backpacker

backpackerの感想・評価

3.0
【備忘】東京国際映画祭2020 4本目

父のルーツはパレスチナ、母のルーツはイスラエル。
父方の祖父母はアラブの教え、母方の祖父母はユダヤの教え。
父は宗教的行動をすると怒り、母は宗教的行動をしないと怒る。
子どもは家族を選べない、家族が揃うといつでもピリピリ怒鳴り合い。
一体全体どうすりゃいいんだ!
楽しく料理がしていたい!
サマーキャンプなんてバックれて、ブラジル人シェフに押しかけ弟子入り!
フュージョン料理を教えてもらうんだ!

多様なバックグラウンドを持つが故の葛藤。
僕はどうすればいいの?僕は何者であるべきなの?僕ってなんなの?というアイデンティティへの探求。
家族を結びつける絆を食に求め、12歳にして精一杯の努力をするエイブの頑張りを応援しないではいられない、家族の成長物語でした。
東京国際映画祭
特別招待作品

『エイブのキッチンストーリー』


ノア•シュナップくんの初主演映画で話題になっている今作!
アイデンティティに悩み、葛藤する12歳の少年を、時にユーモアに、そして時にずっしりとセンシティブに描いています。
特に印象深いのは、料理の師匠としてエイブの才能を見出したチコという料理人の「just be yourself.」という言葉。君のルーツは何?宗教は何?と聞かれ、うまく答えられないエイブに対し、チコはただ自分らしくあればいいんだよ、と言います。その言葉を胸に、エイブは自分らしい生き方、自分らしい料理を見つけていく、感動の成長ストーリーです。

(鑑賞者:みはう)
damin

daminの感想・評価

3.8
東京国際映画祭にて鑑賞しました。

多様性を受け入れるのはどの文化にとってもプラスなことが多いと思うけど、エイブの様にその間に生まれた人たちは、自分のルーツに悩んでる人が多いと思う。

エイブが可哀想と思う反面、両親も、両親の家族も、結婚により異文化が衝突してすんなりと受け入れるのも難しいと思う。
同じ国同士でも簡単にいかないのに、何も違う、言葉も違う、宗教も違うってなるとね、、、。

コミカルに書かれてて、見やすいし、ノアくん可愛いし、料理は美味しそうだったけど、わりとシリアスで、異文化交流のマイナス点だったり、色々と考えさせられました。

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