旅するランナー

剣の舞 我が心の旋律の旅するランナーのレビュー・感想・評価

剣の舞 我が心の旋律(2019年製作の映画)
2.8
【ハチャメチャやん】

ハチャトゥリアン(以下八ちゃん)による「剣の舞」誕生秘話。
第二次世界大戦最中のソ連で、自由な芸術表現が規制される。
当局からあれやこれや難癖・言い掛かり・嫌がらせされて、もーわややって感じで、八ちゃん一晩で書き上げちゃいます。

この映画には、どうも納得できない点があります。
八ちゃんが病弱っぽくて、指が節くれだつほど痩せてるんで、短命なのかと思ったんですけど、いきなり世界を股にかけて活躍する、その後の八ちゃんが紹介されるんです。
今まで観てきた八ちゃんは、何やってんって啞然としちゃいます。

八ちゃん作曲の数々の名曲も流れるんですけど、画面と合ってないんですよね。
「仮面舞踏会」なんて、目が回りそうで、気分悪くなります。
浅田真央ファンは絶対気分を害するでしょう。

でも、アルメニア人としての八ちゃんの誇りを描いたり、反戦や領土問題を暗に匂わすところもあって、意外と現ロシア政権をこっそり批判しているのかもしれないです。
そんな訳で、どうも捉えどころのない、ハチャメチャでテンテコ舞いな作品です。