剣の舞 我が心の旋律の作品情報・感想・評価・動画配信 - 5ページ目

「剣の舞 我が心の旋律」に投稿された感想・評価

磨

磨の感想・評価

3.1
あまりクラシック音楽には明るくないけど「クシコス・ポスト」「天国と地獄」「剣の舞」の3曲はハイテンションなイメージがあって好き(要は“運動会テーマ”集)
本作はその「剣の舞」誕生に纏わる、ソビエトの作曲家アラム・ハチャトゥリアンの物語。

当時のソビエトというお国柄もあるし、もう少し激動なものを想像していたが、曲のイメージと裏腹になんだか平々凡々な作品に落ち着いた印象。なんだかコーカサス地方とロシア連邦の様々な問題が頭にチラついて小並感漂う映画になった気がしちゃったり‥。

この曲も8時間で書き上げたそうだけど、皆が知ってるような名曲はすぐ書き上げた曲も多い。“降りてくる”とか言いますが、ちょっとカッコいいなぁとか思ってしまいますね。
shimalucky

shimaluckyの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界対戦下、共産党が全てを牛耳る中でハチャトゥリアンが剣の舞を作曲する数日間をヒューチャーしてる。あの大作はなぜ8時間で出来たのか、アルメニア人としての苦悩、共産党の社会統制、てんこ盛りにするつもりがどれも丁寧に描かれず説明不足。とはいえ、社会的圧迫感は現在の日本にも繋がり、共感出来る部分もある。
弟子の存在が、ドンキホーテのサンチョ・パンサ的役割で話を和ませる。

ハチャトゥリアン !ザクッとググっても大した情報出てこない。アルメニア大虐殺は大人になってから勉強したけれど、体系だってないので知識に偏りを感じる。以前、アトム・エゴヤン監督の「アララトの聖母」でアルメニアが描かれていたが、見直したいと思う。
サミー

サミーの感想・評価

2.9
「感想」
なかなかに骨太で面白い映画です。


「作り」
いかにして剣の舞ができたという話や主人公がどうのこうのというよりも、剣の舞という曲には作曲者や彼と共に生きた人々のいかなる思いが込もっている・褒められているかを描いた内容だといえます。
まりん

まりんの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

名曲『剣の舞』誕生にまつわる実話だそうです。

嫉妬から嫌がらせ・・って小さい男に権力持たせちゃ駄目だ。

トルコがアルメニアで残虐行為を行い、世界がそれを黙殺したことがファシズムの誕生を許し、ユダヤ人虐殺が続いた。
ソリストのサーシャの自己犠牲は、女性軽視を根付かせただろう。
わざわざ隣の部屋で。
本当にひがんだ男は手におえない。
そんなプシュコフの小ささ卑劣さが、ラストを際立たせる。

仕上がった曲の完成度に言葉を失いひれ伏すしかない。
才能って素晴らしい。

ずっと頭の中で爆音で汽車の音が聞こえているの、大変だなぁ‥
武蔵野館にて鑑賞
「剣の舞」に込められた想いはわかったけど、勝手にものすごく期待してしまったおかげで肩透かし
アラム・ハチャトゥリアンの「剣の舞」と言うと、小学校の運動会での徒競走やリレー競技で流れていた曲という印象が強い。
ハチャトゥリアンの自伝や記録、遺族の証言を基に「剣の舞」完成前後の2週間を描いた本作を観て、この名曲が僅か一晩で書き上げられたことや、ハチャトゥリアンが曲に込めた思いを初めて知った。
ハチャトゥリアンについては、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチと共にソヴィエト3巨匠の1人であるとか、ピアノ協奏曲変二長調、「剣の舞」を含むバレエ「ガイーヌ」、バレエ組曲「スパルタクス」は知っていたが、その人となり、特に本作で“キー”となるアルメニア人である等のプロコフィールについて全くと言っていい程知らなかった。
映画としての脚色や演出は勿論施されていると思うが、そこには現代にも通ずるような「排外主義」や「官僚主義」に対する反発があったりして共感を覚える。
Fumi

Fumiの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

元吹奏楽部でガイーヌも演奏したことがあって、という理由で鑑賞😄
ショスタコーヴィッチもお友達で一緒にレスギンカを街中でセッションなんて、めちゃ贅沢!と思いつつ、映画そのものはわかりづらかった。。!!加えて、主人公のハチャトゥリアンが暗い!
旧ソ連で作曲家として働くハチャトゥリアンは、ほんとは自分のルーツであるアルメニア色を曲に出したい。でもソ連の圧が。。みたいなことが言いたいんだろうな、と。けどまぁガイーヌも6/8拍子で民族色充分出てると思うよ。むしろ以前からそれとなく感じてた剣の舞のやっつけ感は、今回この映画で理由がわかってすっきり。初演の1週間前に作れ、て言われて8時間で作ったのね、それならしょうがない。

サックスを曲に入れる入れないのくだりとか、サックス吹く友人の最期とか、夢に出てくるおじさん誰?とか、よくわからないことが多く、全体的に暗い映画だった。
剣の舞の完成までを描いてるようだがわかりにくい映画になってる気がする。曲は聞いた覚えのあるものだがそれ以外は何も分からない映画になってる。正直言ってほとんど寝てしまった…。アラムハチャトゥリアンの苦悩を描きたかったのか剣の舞の背景を語りたかったのかさっぱり分からない。起きたら周りの仲間がバラバラになりいつの間にか曲が完成され映画の若いアラムは消えて実物アラムが世界を回り映画が終わった…
pherim

pherimの感想・評価

3.2
ハチャトゥリアンが世紀の名曲《剣の舞》を8時間で書き上げるまで。

ショスタコーヴィチ、オイストラフと3人で呑み交わす屋外場面は、ソ連当局の抑圧下を生きる芸術家の情念ほとばしり胸熱。私的な葛藤からアルメニア人としての苦悩を経て創意炸裂へ至る終盤のうねりが見事。
kamakurah

kamakurahの感想・評価

3.5
世界屈指の演奏回数で他を圧倒する「剣の舞」誕生に至るハチャトリアンの伝記映画をオンライン試写で。ロシア・アルメニア作品として第二次世界大戦下の「ソ連」(!)の政治状況がしっかり描かれていて興味深い仕上がり。政治と折り合わなければならない芸術家の妥協と決断、苦悩が重く展開するなかBGMとして流れる耳慣れた「仮面舞踏会」の旋律が印象的でした。