ぶちょおファンク

CODE46のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

CODE46(2003年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★1.5 終盤★1

M.ウィンターボトム初のSF作品。

近未来の映像も、CODE(法規)46が重要な世界観もいいのに、
ウィリアム(T.ロビンス)の行動が理解できなかった…。

共鳴ウイルスというクスリでマリア(S.モートン)にナニか近いモノを感じとり…ってのは分かるけど、庇うためなら冤罪もありかよ?!ショーシャンクでの逆恨みか!?(笑

中盤の科学的事実を知ってからの彼の行動も意味不明で、
禁忌な愛、マリアだけに聖母マリアの意味も含んだマザーコンプレックスでの行動なのか…?

基本的にヒトの行動、利己的な遺伝子のリチャード・ドーキンス風に言えば、
遺伝子は近親交配を拒むはずで、
若い女の子が“オヤジ臭”を嫌うのは、
“自分の父親に似た臭いを本能(遺伝子)が嗅ぎ分け”て“嫌う”場合が多く(絶対ではない)、
つまりは近親交配という危険を避け、自分の遺伝子とはかけ離れた匂い、臭いを好むという。

まぁただ自分に近い趣味や価値観で親近感を持ち惹かれて恋に落ちるコトもあるし、
自分とは真反対だからこそ惹かれて恋に落ちるコトもあるので、
たまたま今回は遺伝子が近くて共鳴したというのも否定はしませんが、
そういう物語を肯定するほどの説得力を自分は感じなかったので低評価です。


2017年243本目(再見)