サミー

アンティークの祝祭のサミーのレビュー・感想・評価

アンティークの祝祭(2019年製作の映画)
2.6
「感想」
う〜ん…個人的にはフランス映画の雰囲気や美の追求といったものが感じられるのでそこに魅力を見出してはいます。


「話の軸は」
愛と懺悔
といったところだと思います。私はそのように感じました。


「描き方」
けっこうなシリアスでハードな話なのですが、ファンタジー調で作られているので不思議な感覚がします。
私はその雰囲気が嫌いと言うわけではないのでそれはそれで楽しめたのですが、観ていて違和感を覚え入り込めない人もいるのではないでしょうか。


シリアスさをファンタジー調で描いたために過去と現在を行ったり来たりします。
加えて別のものに置き換えてみたりもするので、なぞの人物がなぞの行動をするようなところもあります。伏線になっているようで、回収されないままだったり。
それでもそれらはそれほど難しいものではないので観ているとなんとなくわかりますが。ええ、もちろんなんとなくです。


シリアスさを描いていますので、やはりイラストは唐突にそのように終わります。
フランス映画ではこういうことはけっこうありますよね。



「余談ですが」
キアラ さんは共演なさっているお母様よりもお父様の方ににていらっしりますよね。
目元などはそっくりだと思いました。
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