母子の共依存って結構一人っ子に多い気がする。生まれて社会のルールの初めが家族であり、家族のルールが社会のルールみたいになってしまうわけで、家族が多いと誰か一人にというわけにもいかないけれど、一人っ子の場合だと良くも悪くも1対1で親の言葉が絶対となっちゃうみたい。
でも、本人たちは共依存だということの認識はないのがこれまた問題。
どこで歪んでしまったのか、どうしようもない母親。
秋子にとって周平という存在は一体何だったのだろう。
単なる自分の所有物のようにしか感じられない、愛情ではなく、執着、すべて自分の都合でしかない。全く恐ろしい…
なんかもっと早い時点で児童相談所が強制的にでも秋子と周平を引き離していればとか、何度も何度もチャンスはあったのかもしれないのにと思うともどかしくなってくる。
子どもは親の所有物ではない。
なぜ秋子は周平の父親と離婚したのか理由もわからない。
でも離婚するまでの数年は秋子もちゃんと妻として母としての穏やかなひと時を過ごしていたに違いない。
どこからボタンの掛け違いが起きたんだろう？
周平が出所した時、周平は秋子の元の戻るのだろうか？それとも自分の人生を生きて行くんだろうか気になる…
