ままよよ

MOTHER マザーのままよよのネタバレレビュー・内容・結末

MOTHER マザー(2020年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

水曜の振休、品川に用事あったのでせっかくだから映画でもと。
大森監督って大森南朋のお兄さんだっけ、と思いながら鑑賞。最前列で観たらちょっと首いたくなった…。


なんとなく、『彼女がその名を知らない鳥たち』を彷彿とさせるような…あ、サダヲのせいか。
"リョウ"という名前がなかなか馴染まなくて、心の中ではずっと"陣治"って呼んでた。陣治はいいやつでリョウはクソヤローだけど。

言わずもがな、周平(10)のかわゆさよ…!
第2の城桧吏くんですよ!てゆーかめちゃ似てた。本気で「え、桧吏くん…?」て思てた。
悲しげにも無表情にも投げやりにも見える眼差しと引き結んだ薄い唇が、、、もーぉ100 点満点ッ💯くるくる癖毛の冬華もまたくそかわだったので、この2人のツーショットが見たかった。や、青年周平とのツーショットもこの上なく可愛かったのだけど。
ラブホでママを庇ったとこ、ほんと切ない。かわいい。やめて。クソ馬鹿どもがセックスに縺れ込むとバスタブに縮こまってるの可哀そ可愛い。やめ、て…。

青年周平もさ、磯村勇斗みあって妙な色気放ってるのよね〜新たな逸材。
フリースクールで写真とってもらったり亜矢さんに親身になってもらったり親方におにぎり放ってもらったり、優しい人々は意外と周りにたくさんいたのにな…。
「くさい」…また出てきたよ、思春期がいちばんダメージ受ける悪口。『誰も知らない』の柳楽くんで相当「ゔッ…」てきたけど今回もまた。あの台詞がなければ1人でもフリースクール通い続けたかもしれないのに。
共依存はそうなんだろうけど、まあ側から見て理解はできないわな。冒頭のプールのシーンとかだけ観てたら『万引き家族』みたく、貧しくて道徳に悖る環境の中でも真っ当な愛情はあるのかと思ってたけど…こいつぁ違ったぜ。ある意味愛情ではあるのだろうけど。幼い娘置き去りにして死なせたギャルママのニュースあったばかりですしね、こりゃあかんよなと。はよ保護したげてーーー!

まぁなんつーか、見つめただけで男を手玉にとれるのは才能だよなと。
風俗嬢にならなかったのが、この親子の敗因だと思うよ。(リョウはホストなのに)ふ
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