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僕が跳びはねる理由の夜のレビュー・感想・評価

僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)
3.0
自閉症の東田直樹さんが13歳の時に書いた著書を元に海外で映像化されたドキュメンタリー作品。自閉症の人が見ている世界の見え方は、まず音や色彩等の細部が飛び込んできて徐々に全体が見えていること。口から発する言葉は本当に伝えたい言葉ではなく意思とは関係なく出ていること。跳びはねたり奇声を発するのはそういった複雑な感情や処理しきれない言葉の発散なんだと思う。生まれ変わってもまた自閉症の自分に生まれたいという東田さんの言葉はとても印象に残った。
アップリンク渋谷で観るのはこれが最後かな。
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